八年ぶりに描いたハルト。


砂金的に考えると、こんな名前の勲章貰っても、ミュラーはあんまり嬉しくないんじゃないかと思う(笑)。
ラインハルトってさ、キルヒアイスに関することでは、完全にアホな専制君主になってしまうよね。こんな名前の勲章作ってもらっても、キルヒアイスも別に嬉しくないと思うんだ(笑)。もしキルヒが生きてたら、「ラインハルト様、恥ずかしいのでそんな名前の勲章を作るのはおやめください」とかはっきり諌めそう。それが分からないラインハルトではないだろうに。
ハルトはルドルフと違って、自己神聖化にはまったく興味がなかったけれども、しかし『皇帝の素晴らしい親友だったキルヒアイス提督』の神聖化には、結構全力を尽くしていたような気がします(笑)。もちろんそれはキルヒを死なせてしまった罪悪感故のことなのは分かっていますが、なんかもうアホで可愛いなぁと思ってしまうのです。アホでね、ばかでね、純粋でね、一途でね、切ないのね。うわーんっ。ハルト〜〜〜!!(愛しすぎて雄叫び)


ロイはハルトのペンダントの中身を知っていたんだろうか。
彼なら多分プライドにかけて、こんなふうに勝手に覗き見たりはしなかったでしょうけど(笑)。
まあ見なくても予想がついたでしょうね。。


旧帝国時代の帝国軍の軍服は、構造が謎すぎて脱がせることができません。
ちょっと着崩れた色っぽいイラストとか描きたくても無理。
ホントどーなってんの、あの首まわり!


ヴァルハラで再会したら、きっとハルトはこんなふうに、泣きながら怒りながらキルヒに抱きついて詰るのだと思います。すごくすごくさびしかったって。あいたかったって。


双璧は、ロイがボケで、ミッチがツッコミだと思います。
ロイエンタールの叛逆も、あれは彼のものすごい壮大なボケだったのではないかと、時々思われてならないのです。(そしてものすごい壮大にツッコミを入れたミッターマイヤー)
双璧って、いいコンビですよねv


小石で人を撲殺しようとしたり、ツララを使って初殺人を犯したり、ハルトは意外と自然物を使って戦うのが好きなのかもしれない、とか考えつつ描きました(笑)。


赤金。
こんなふうに、ずっと笑っていたかった。


私はハルトがかわいそうで仕方がないのです。
あんなに心の優しい、あんなに一生懸命頑張った子が、なんであんなふうにずっと孤独で、一生不幸で、二十五の若さで早死にしなくちゃならなかったのでしょうか。
酷すぎて涙が出てくるんだってばよ。。
どうにか幸せにしてあげたいと思っても、姉上とキルヒが両想いなかぎり、どうすることもできません。ハルトはひとりぼっちなのです。。ぐすん。

いま、『さらば、遠き日』のとこのDVDをみたら、なんか泣けてきたのです。
キルヒの墓に来て、供えてある蘭の花を見つけて、「姉上がみえたのか」と言ったハルトの声があまりに優しくて、ホント、なんて純粋で心優しい子なんだろうと、死ぬほど胸が痛かったのです。

ハルトー!あいしてるぞー!!(泣)


「アイツはあんなに本気で俺のことを愛してくれていたのに、俺は同じように愛してやることができなかった」というような後悔を、ハルトはロイが死んだあとに抱くようになっていればいいと思います。
ロイが生きてた頃は、その辺のことがあんまりよくわかっていなそうな気がする…(酷)。
というわけで、せめてロイの息子を自分の息子の一番にしてやりたい、という微妙に的外れなような気がしないでもない償いを、死ぬまえにしてみるハルト陛下。
やさしいんです、ハルトは。


銀英を読んでいて誰もが一度は思うこと。
なぜ要塞前をワープで飛び越して敵の首都を衝かないのか。謎すぎる。
もちろん補給ができないとか色々問題はあるんだろうけど、でもわざわざ要塞を攻撃して攻め落とす必要はないような気がします。
田中先生も話の都合上その辺はあえてムシしたんだろうけど…。


 キルヒアイス
 お前がいればいいよ
 それだけでいいよ
 他には何もいらないよ


聡いロイは、キルヒと姉の微妙な関係に気づいていればいい。
そしてハルトの寂しさにも、気づいていればいい。


公衆の面前で妖しい会話をする皇帝と統帥本部総長。
他の提督たちが気の毒。


キルヒが死んだ時点で、ハルトも精神的には死んでいたのかもしれないな、と時々思うことがあります。
キルヒ死後のハルトは、はっきり言ってすごい死にたがりで、何度も自分で自分の命を危険にさらしていて、なんかもう本当にこの子はこの世にいたくないんだろうなと思わずにいられないのです。
かわいそうですね。


「あの子が何も分からないからって何か変なことをしたら、ジークといえども許しませんよ」的な。
姉上がこれくらいハルトのことをメロメロに可愛がってくれてたらいいな。
キルヒとは、ハルトラヴ仲間というか。
原作&アニメでのこの二人のハルトのけ者っぷりがあまりに酷いので、せめて二次創作では二人でハルトを愛しててほしい妄想。


漁色家と童貞って、よく考えたら面白いカップルですよね。
ハルトはロイに付いていけてたのだろうか…(ぜったいムリ)。


ヤンに片思いするハルトとそんなハルトに片思いするロイ。
『黒→金→ヤン』は公式ですよね。
キルヒ亡き後、ハルトはなんか心の中で一方的にヤンのことを自分にとって宇宙で唯一の理解者のように思っていて、すごい可愛いです。ヤン金。


ロイエンタールの叛逆って、つまりこういうことなんだと思う。
ロイはやさしいね。
ハルトのこんなどうしようもないワガママを聞いてくれるのは、宇宙中探したってロイだけだよ。
善良で真面目なキルヒやミッチやミュラーや、合理的なオべには絶対にできないことを、ロイはロイだからこそ、やってのけることができたのです。
しかしそこで救いがないのは、なんといっても、ロイがそこまでしても、結局ハルトの心はロイに向かず、死ぬまでキルヒのものだったということです。ハルトは、ハルトのために叛逆を起こしたロイと自分で直接戦ってやることすらせずに(まあ皇帝という立場上、王朝初の叛逆者相手にいきなり皇帝自ら出馬するわけにはいかなかったんだろうけど)、ミッチに代理で戦わせて、そのままロイを死なせてしまった。ハルトがどこまでロイの想いを分かっていたのかは、原作でもぼかされていて想像するしかないのですが、やはりキルヒのことだけを想いつづけるハルトには、ロイの気持ちというのは、半分くらいしか届かなかったのだろうと思います。ロイはたぶん、叛逆を起こしたことを後悔はせず、やるだけやった、という気持ちで満足して死んでいったかもしれませんが、それでも彼の届かなかった想いを思うと、切なくてたまらないのです。


キルヒが生きていた頃は、こうやってハルトの髪はキルヒが管理してくれていましたが、キルヒ亡き後は、もう誰も管理してくれず(さすがにヒルダだって、そこまで口出しできなかっただろうし)、ハルト自身は自分の見た目に無頓着なので、伸びに伸びてあのようなオスカル様スタイルになってしまったのでしょう。かわゆす。


オベだって、人生で一度くらいハルトを抱きしめたかったに違いない、とか想像してみる。
こっそり大好きなカップリングです。

オベといえば… アニメでのヴェスターラントの虐殺について、ちょっと言いたいことがあります。
アニメでは、あの虐殺の責任者は、90%くらいオベで、ハルトはオベに騙された上にキルヒには詰られて、更にキルヒに死なれてしまって、と、ホント踏んだり蹴ったりの目に合っていてすげー可哀相なんですが、あの「ハルトはオベに騙されただけで、虐殺に関してはそんなに悪いことをしたわけじゃなかった」という設定は、ちょっとやりすぎというか、それではハルトとキルヒの性格や価値観の違いによる決裂のようなものが表現できていなくて、物語として少しおかしなことになってしまっているな、と思うんです。
もしあの後キルヒが一命を取りとめて生き続けたとしても、その後のモルト中将の自殺などに代表される、覇道を歩むうえでは避けて通ることのできない冷酷な部分に、キルヒが耐えられたかどうかといえば、やっぱりそれは無理だと思うんです。だからキルヒはあの時点で死んで、ある意味幸福だったのかもしれず、そのことは多分、ハルトにも分かっていたような気がします。ヴェスターラントの事件によって、キルヒの限界というものが見えてしまい、だからこそ二人は決裂して、キルヒは死んでしまった。それがあの二人の関係だというのに、アニメでは、オベを完全に悪者にすることによって、そのことが描けていないんですね。あれは、ストーリーとして間違っているな、と思いました。原作通りに、ちゃんとヴェスターラントの虐殺は、ハルトが自分の意思で黙認したことにしてほしかったです。それでこそ、その後の彼の孤独が自業自得ということになって、救いがなく、気の毒だけれども、どうしようもないこととして、受け入れることができるのです。


キルヒアイス…。
攻めキャラのなかで、ある意味いちばん怖い感じがするのは私の気のせいか。


私は、ほんとの本気で、ハルトのことを姫だと思っています。(落ちつけ!)

8年前、初めて銀英を最後まで読み終わったときの私の腐的な視点からの感想は、「赤毛の王子様亡き後、金髪のお姫様を守ってくれたのは、砂色の騎士様だったのね!!vv」でした。本気です。
ロイに関しては、どう分類したらいいか分からないひとだったので保留にしてたような覚えがあります。王子でもなく、騎士でもなく…。あえて言うなら、姫に横恋慕してた将軍とか、そんな役かな?とか考えつつ。

ハルトの涙をこの絵では描いてしまっていますが、でもハルトって、作中で一度も涙を見せていないんですよね。キルヒを失って、どんなに辛くても、悲しくても、寂しくても、絶対に泣かなかった。
それはやっぱり、自分には涙を流す資格なんてない、とハルトが思い込んでしまっていたからなんだろうと思います。キルヒがいなくて、どんなに泣きたかっただろうにと思うと、ホント、可哀相でたまらないです。
ハルトって、強そうにしてるけど、でも根はすごく心の優しい内気な小さい男の子なんですよ。だからキルヒが死んだときなんて、ホントは「うわーんっ!(泣)」って大声で泣きたかったに決まってるんですよ。それなのに自分のせいだから泣けなかったんですよ。ほんとに、ほんとに、かわいそ過ぎると思うのであります。うぅ。



五巻の第六章の最後の方にあるこの一文が、綺麗で切なくて、昔から大好きです。
「一瞬幸福だった」ってことは、それ以外のすべての時間、ずっと不幸ってことなんですよ。ひどすぎる…!神様!(という名の田中芳樹)どうにかしてあげて〜!

本編でこんなに可哀相な目にあわせたから、外伝ではあんなにキルヒといちゃいちゃラブラブさせてくれたのかなぁとか勝手な想像をしつつ…。


エミールがいてくれて、本当に良かったなぁと思います。
ハルトの周りには、ヒルダやミッターマイヤーやミュラーなど、信頼のできる性格のいい人たちが沢山いましたが、結局ハルトは誰に対しても心を開かず、ただひとり、キルヒの面影のある、まだ子供のエミールにだけ、少し心を開いて、死んでいきました。
エミがいてくれて、本当に良かったと思う。


ロイはキザだから、もしハルトと付き合っていたとしたら、たぶん指輪の一つくらいプレゼントしていたような気がします。
というわけで描いてみた妄想。左手じゃ、ちょっとあれなので、右手の薬指ということで。
ロイの死後、ロイを想って指輪にキスをするハルト。
いつかそんな感じの小説を書きたい。


こうして、ハルトの夫となったロイは、叛逆を起こすこともなく、新帝国の安泰のため誠心誠意に力を尽くし、幸福で立派な生涯を送りましたとさ。めでたしめでたし。

こんな銀英伝があってもいいじゃない。


アニメで、ナイトガウン姿でオーベルシュタインの報告を受けるハルトを見て思ったのですが、オベって、役目柄ハルトに報告に行くことが多くて、旧帝国時代は官舎に、新帝国時代は私室に、夜でも直接足を運んでますよね。特に皇帝になってハルトが熱を出すようになってからは、こうして寝巻姿のハルトに会うことも多かっただろうし、オベってある意味、双璧やその他の提督たちよりも、ハルトのプライベートな姿を一番見ていたのかもしれないな、と思いました。


天華の名シーンを黒金で再現してみる。

この間、ふと思ったんです。黒金のロイって、天華の魏延に似ているなあって。どちらも一筋縄ではいかない食えない男で、自分より身分も才能も上の人間とそういう関係になって、そしてその相手には死んだ恋人がいて、何度体を重ねようとも、相手も自分もプライドにかけて本心や弱みを見せることはできなくて、一見すると裏切ったり謀反を起こしたりしそうだと周りから見られたりしつつも、でも内心では本当に心から相手のことを愛していて守ろうとしている、そんな誇り高い男、というところが、なんかすごい似ているなぁと思いました。ロイも、もし何かの事情でハルトが帝位を追われて命を狙われたりしたら、きっとどんなことをしてもハルトを守って、魏延のように砂漠の果てまでもハルトを連れて逃げようとしてくれるんじゃないかなと思った。
もちろんビジュアルは全然違うけどね。魏延はワイルド系のゴツい男だし。内面が、という話です。


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